ポートフォリオに米国債券ETFと、先進国債券ETFを一定比率組込みしようと定期的に買い増ししているのだけど、債券とはどういうものなんでしょうか?

長期投資目的なら絶好の買場だね!
分かりやすく言うと 債券とは?
債券とは分かりやすく言うと、国や地方自治体、企業などが、投資家から資金調達するために発行する有価証券のことです。
債券の発行ごとに利率や利払い日、償還日などの条件が決めれれています。
投資家は債券をもつことにより、利子を受け取ったり、償還日には元本が返済されます。
(参考:楽天証券)
過去の米国債券の動き
米国債券ETFのAGGはリーマンショックの時は5%しか下落してしません。
それに対してS&P500は40%以上も下落しています。
債券は相場のクラッシュに強い
2003年から2021年までの利息を含めた平均利回りは4%です。おおよそ20年で資産は103%で2倍になります。
過去の記事:投資対象別のパフォーマンスをみても、米国債券は米国株式に次ぐ利回りです。
米国債券は米国株に次ぐパフォーマンス
- 債券は買われると金利が下がる
- 債券は売られると金利が上がる
年内テーパリング実施され2022年中頃には利上げ?
FRBは金融緩和政策として、中央銀行が国債や住宅ローン担保証券(MBS)の買い入れしています。
テーパリングとはこの買い入れ(毎月1200億ドル)を段階的に縮小していくこと。
そしてその後、2022年中に政策金利が引き上げられると言われています。
政策金利が上がると、債券価格は下がる
過去のチャートを見ても政策金利と債券価格は逆相関の関係にあるようです。なぜ、政策金利が引き上げられるとかというと、金利があがると現在投資家が持っている低金利の債券が安く売られる為です。
政策金利が上がると、債券価格は下がる

10年政策金利と債券価格は逆相関の関係にあります。2022年金利は上昇トレンド、国債は下降トレンドに入っています。
2014年のテーパリングどうだったか?

FRBは2012年に金融緩和政策を実施し、14年1月から9か月にわたってテーパリングを実施してきました。
上のチャートを見ると2014年のテーパリング実施で、政策金利は緩やかに下降しています。国債は上昇してます。
前回はテーパリングの発表で政策金利は上昇し、テーパリング開始で政策金利は緩やかに下降した。ドル円は横ばい
こちらが参考になります。
歴史をみるとテーパリングが示唆されると金利は上昇するようです。
実際にテーパリングが実施されると、金利は緩やかに下がり債権価格は上がるようです。

債券と他の金融資産の関係はどうなの?
株式と債券は逆相関の関係
株式の平均利回りはNYダウで2.44%程度です。
投資マネーは基本てきには金利の低いところから高いところへ流れます
金利が3%になれば、株式から債券へお金が大きく流入します。
政策金利が3%になると、株式市場から債券へ資金が流れる
ゴールドが下落しているのは、金利上昇を盛り込んでいる?
政策金利が上がると、金利の無いゴールドは下がる傾向があります。
政策金利が上がると、ゴールドは下がる

米国債券は為替リスクには気をつける
外国債券は万能のようで、実は為替リスクに非常に弱い投資対象です。
外国債券への全額投資はやめておいた方が良さそうです。
かといって、先ほどの投資対象別パフォーマンスを見てわかるように、
国内債券のパフォーマンスは非常に低いので投資対象とはなりません。
債券を組込めばポートフォリオは安定する
債券をポートフォリオへ組入れすれば、コロナショックのような米国株クラッシュの時でも資産への直接のダメージが和らぐことは間違いありません。
ただ、組込み比率が多すぎると、ポートフォリオ全体の利回りが悪くなります。
年齢の高い人ほど資産を守る必要があるので、ポートフォリオにしめる債権の比率は高くなるようにしましょう。
分かりやすい債券のまとめ
債券は守りの資産と言われています。
債券への投資は賛否両論ありますが、40歳以上であればある程度老後を考えながら資産を守る運用する必要があります。
60歳以上になると、株式の比率は低く、債券比率を上がる必要があります。
債券投資へのメリットは十分にあると思われるし、そういうプロ投資家の意見も多いです
過去の歴史からテーパリングが実施されるまでは政策金利は上昇し、債券価格は下落する可能性が大きいようです。
チャート見る限り、今は米国債券ETFのAGGの下降トレンドが続いていています。
金利の上昇も続いているので、もう少し債券がどこまで下がるが注視しながら
ドルコスト平均法をつかって追加投資を検討していきたいと思います。
債券は短期では下降するが、長期投資目的の場合は米国債券はポートフォリオに組込む必要がある
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