実生の温室を1万円で作りました。電気代1日16円。育成ライト、ヒーター付

塊根植物/コーデックス
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こんにちは、Naoです。

実生チャレンジ3ヶ月になりました。

実生を始めた時期が悪かったのか、寒波が来ている中で実生沼にハマってしまいました。

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実生とは

「実生」とは、植物の生殖方法の一つです。実生とは、植物の種子から苗を作ることを指します。この方法は植物を育てたいときに最も一般的な方法です。実生することによって、新しい植物を作ることができます。また、植物を育てているときには、適切な環境、温度、湿度などが求められます。

実生温室とは

温室とは、通常室内に設置され、温度、湿度、光などの環境条件を調節することによって、植物の栽培を行うための場所のことを指します。温室内は、外部の環境から植物を保護し、特定の条件を維持することで、適切な生育環境を提供することができます。温室内での栽培によって、植物種子は通常よりも早く発芽し、健康な成長を達成することができます。

種子の発芽に必要なもの

種子の発芽には温度、光、湿度が重要です。これらの要素が適切でないと種子は発芽しませんし、温度が高すぎると死んでしまいます。湿度が高すぎると腐敗してしまいます。このため、種子の発芽に適切な温度、光、湿度を確保することが大切です。私は育成ヒートマットを使って温室を保温しています。このヒートマットは種子の発芽に必要な温度を確保するのに役立ち、温室内の温度を安定させ、種子の発芽を望ましくサポートすることができます。

真冬でも20℃以上キープの温室

ついに、念願の実生温室を手に入れました!1万円ほどの投資で、植物育成に必要なライト、ヒーターマット、ファンを揃えることができました。

これがその温室です。

実生用温室 植物育成ライト、植物育成マット、ファン
実生チャレンジ 温室

棚は普段使用していた観葉植物用の棚を利用しました。棚に断熱材、プチプチを巻き付けて部屋にしました。銀マット、プチプチはダイソーで購入することが出来ました。

なるべく隙間なく銀マットを貼り付けることが大事。少しでも隙間があると、冷気が入ってきて温室内の温度が上がらなくなります。隙間がなければ思いのほか直ぐに温度は上昇します。

室温12度でも温室内は20℃以上キープ。

温室内の温度は温室を置いている部屋の温度が12℃ですが、20℃以上(この日外の気温0℃)をキープできるようです。外の気温が5度くらいの日は25℃以上あがります。温室は周りを銀マット断熱材とプチプチで囲って暖かい空気が逃げないようにしています。

普段は温室の前面も銀マットで蓋をして密閉しています。

加温源は植物育成マットと植物育成ライトもライトの背面から放熱しているので、その熱を利用しています。専用の数100wクラスのヒーターなどは使用していないので電気代もほとんどかかりません。

気になる電気代はいくらか?

ここで気になる電気代ですが、いくら位になったか計算してみました。

  • 植物育成ライト 30w
  • 植物育成ヒーターマット 20w
  • サーキュレータ 2w

合計52wです。10wは1時間で約0.31円です。とすると1時間あたり52÷10=5.2 5.2×0.31=1.6円です。1日10時間使用したとしても16円しかかかりません。個人的にはお金のかからない良い趣味だと満足しています。

植物育成ライト 3900円

植物育成ライトはこのJCBritwのライトを使用しました。1ヶ月使用して特に不具合はありません。2台目もリピしました。十分な光量はあります。値段もリーブナブルなのでコストパフォーマンスは高い製品と思います。

植物育成ライトで葉の模様が綺麗にでた

ちなみに、上の画像はこのJCBritwのライトで育てている観葉植物です。室内の通常の蛍光灯で育てていましたが、まったく葉の模様がでませんでした。育成ライトを購入して、それ以降生えてきた葉にはしっかりと綺麗な模様が出てきました。それだけ植物育成用としてはとても有効だと思っています。

この植物育成ライトで一番のお気に入りは電源タップで on/offできること。これができると外部タイマー機器なんかで植物育成ライトのon/offができるのでとても便利です。

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植物育成ヒーターマット 2300円

植物育成ヒーターマットはNamotekの園芸発芽マットを使用しています。これも一番よいところは電源タップでon/off出来るので外部タイマーなど(switchBodプラグミニ)で操作できます。

Namotekの園芸発芽マット育苗器は、室内での植物の育成をサポートするために、最適な選択肢です!このヒーターマットは、横53cm×縦25.5cmの大きさで、育苗に必要な温度を確保することができます。園芸に興味がある方、または自宅で植物を育てたい方には、このヒーターマットが最適な選択肢です。

サーキュレーター 900円

パソコン用ですが、なんと言っても音が静かです。2台回っていても、横で寝ることが出来ます。ファンの回転は3段階切り替えのハードスイッチが着いています。ハードスイッチなので、電源を入れる度に設定する必要がありません。on/offも電源タップで操作できるので、タイマー機器などで操作できます。

実生の植物にとって風は重要な要素です。風は植物にとって酸素の供給や、湿度の調整、花芽や実の成長の促進など多くのメリットをもたらします。また、植物が枝や葉を伸ばすことによって、風を吹き抜けることで植物が健康的な成長をすることができます。さらに、植物の汚れや虫が付着した部分も風で拭き取ることができます。このように、実生の植物にとって風は重要な要素であり、植物の成長や健康維持に役立つものです。

となりで寝ていても気にならないほど静穏。電源ON/OFFで起動できるので外部タイマー取付可能
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温度湿度計 1980円

SwitchBotの温湿度計です。スマホのアプリと連携して温度と湿度の管理に使用できます。

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ヒーターと育成ライトの起動時間は?

実生チャレンジ中の株は、パキポディウムや、センナ メリディオナリスなので、原生地のマダガスカルの気候を意識したスケジュールで温度管理しています。

昼間は20℃~25℃位まであげて、夜は10℃以上室温が下がるようにしています。育成ライトの照射時間は12時間くらい。育成ライトのon/offはswitchbotミニプラグを使って自動にしています。これで外出先からでも、部屋の温度を確認してヒーターのon/offが出来たりします。

これで今シーズン、実生を枯らさずに乗り切ります。

この温室内で育成中の実生達です。

実生 温室
センナ メリディオナリスの実生 1ヶ月
パキコルムスディスカラーの実生 2週間
パキポディウムグラキリスの実生
手前 パキポディウムラメリーの実生 奥 亀甲竜の実生

温室は、発芽を促進するために使用されます。温室では、温度、湿度、酸度、風通しなどの環境を調整することで、発芽率を高めることができます。また、温室内では、日照量を制御することで、植物が適切な光を受け取ることができるため、栄養バランスも良くなり、健康な成長を促進することができます。

実生用の温室に鉢植え用自動散水ドリップシステムをつけました

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