なぜ、FXを辞めて良かったのか?絶対に勝てない理由

投資
この記事は約3分で読めます。



2008年頃からFXを始めて1度目はリーマンショックで失敗し、その数年後に復帰し5年ほどFXでトレードしていましたが、コロナショックで2度目の失敗。今はFXから卒業しています。

投資スタイルはスワップ益を狙った中期保有のトレードでした。その私がFXを卒業する決断に至った理由を紹介します。

FXを辞めて良かった理由? 絶対に勝てない理由とは



サラリーマンには絶対に勝てないゼロサムゲーム

良く言われていることですが。世界のプロ相手にして、サラリーマンが仕事中にトイレに籠って勝てるはずもない無謀な戦いです。私の場合、5年ほどは順調に利益を出していましたが、リーマンショックや、コロナショックなどがあると数年分の利益が一気に損益に変わります。そして最悪の場合、強制ロスカットというシステムにより資産ゼロになります。一度でも大きく勝ってしまうと、次も勝てるような気になります。しかしそれは幻想ですね。サラリーマンが継続して勝ち続けて資産形成するような商品ではありません。

四六時中、値動きが気になり大切な時間の無駄

朝起きたら、仕事中も、子供と遊んでいるときも、飯のときも、風呂でも、寝る時も、夜目が覚めたとき・・・。取りつかれたようにスマホをチェックする習慣が身についてしまいます。サラリーマンが絶対勝てないゼロサムゲームに、これほどの時間を費やす意味があるのでしょうか?パチンコや競馬依存症より酷いですね。

性格的に投機(ギャンブル)に向いていない。

これが私がFXを辞めた最大の理由かもしれません。昔からゲーム、ギャンブルで勝つ気がない性格です。パチンコ、麻雀などはまりましたが、あくまで付き合いで遊ぶこと自体に意味を見出していました。今も末っ子と毎日マインクラフトというソフトで遊んでいますが、一緒に遊ぶことが楽しくて、勝つことにはそれほど興味がありません。
資質がギャンブルに向いている人、勝負強い人はいるかもしれませんが、少なくとも私は違いますのでFXには向いてないという決断になりました。

スワップでは利益が出ない

数年前までは米ドルもスワップがそれなりに高く、米ドルを保有しているだけでもスワップで利益が出せました。実際スワップのみで月数万円の利益がありました。また、新興国通貨オーストラリアドル、トルコリラは特にスワップ益が大きい傾向がありました。しかし現在は米ドルも低金利です。トルコリアも利下げを行いトルコリア自体はひたすら下落が続いています。サラリーマンが勝てる要素が見つかりません。

今後数年間はドル安トレンドが続くという噂

最近良く耳にする、「今後数年間はドル安トレンドが続く」という噂。ドル円にも、トレンドサイクルというものがあり、2021年はドル安サイクルに突入すると言われています。おおよそ7年サイクルらしいので2028年頃まではドル安になるのではと言われています。

FXでは良く下降トレンド時は売りから入っても利益が出ると言われています。しかし、金利の安い円建てでドルを売ればスワップはマイナスになりますので、売りから入ればその間ずっと損が大きくなっていきます。

資産運用の計画が出来ない

言うまでもなく、勝つか負けるか分からないゲームです。これから10年、20年の計画が経つはずもありません。40歳を過ぎると時間に限りのあることを肌で感じます計画的に手堅く行く必要に迫られます。

まとめ

今のFXには私にとって勝てる要素が何一つありません。そんなものへ大事なお金を投資しますか?しませんよね。人それぞれ、投資のスタイルがあると思います。自分の性格がどのような投資スタイルにマッチするのか良く考える必要がります。他人がこれで億り人になったといって、同じ投資法を選択しても損するだけでしょう。

もしも、7年後に米ドルの上昇トレンドに入るようだったら少し検討の余地があるかもしれませんが・・・


\\応援クリックお願いします//

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
にほんブログ村 株ブログへ

コメント