「eMAXIS Slim米国株式S&P500」と「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリ)の2つの中身はほぼ一緒で、実は分散投資になってない!?

ETF
この記事は約3分で読めます。




eMAXIS Slim米国株式S&P500」と「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリ)の2つの中身はほぼ一緒で、実は分散投資になってない!?

分散投資のつもりで、それぞれ投資してたけど、値動き一緒でした。



「eMAXIS Slim米国株式S&P500」はどんな投資信託か?


米国の超優良企業500社を集めた指数、S&P500指数をベンチマークとしています。楽天証券では買付ランニング1位の人気の商品です。管理費用は0.0968%と低く設定されています。ここ1年のリターンは+43.68%です。これに投資していればアメリカの主要企業500社へ分散投資しているのと同じ効果が期待できます。

買付手数料管理費用楽天証券買付ランキング純資産
無し0.0968%1位1706億円

「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリ)」はどんな投資信託か?


MSCIオールカントリーワールドインデックスをベンチマークとしています。主に外国株式、新興国株式及び日本株式インデックスマザーファンドが投資対象です。楽天証券では買付ランキング3位のこれもまた人気の商品です。管理費用は上記より若干高く0.1144%です。ここ1年のリターンは+44.78%です。

買付手数料管理費用楽天証券買付ランキング純資産
無し0.1144%3位521億円

eMAXIS Slim全世界株式の組入れ銘柄地域別構成比率は以下です。

先進国       アメリカ58%
87.6%日本6.9%
イギリス3.5%
フランス2.8%
スイス2.8%
その他13.3%
新興国中国5.2%
12.4%台湾1.6%
韓国1.5%
その他4.1%

組込み銘柄の約58%が米国株になっています。米国株はやはり強いですね。

まとめ


「eMAXIS Slim米国株式S&P500」と「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリ)」にそれぞれ100万円づつ投資した場合。

「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリ)」の約60%はアメリカ株で占めていましたので、投資した200万円のうち160万円は米国株式で、残り40万円は米国株式以外ということになります。比率にすると米国株80%/米国株以外20%ということになりました。ただ、アメリカの大手企業はすでに世界中が市場となっているので、米国株投資=世界株投資といっても過言でないと思いという意見もあります。

ただ、私的にはもう少し米国株式以外に分散比率を高くしたく「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」を少しづつ購入することにしました。(「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」は中国、台湾、韓国で65%を占める組入れ比率となっています。)

コメント