こんばんは、Naozzzです!
最近暗号通貨関連の動画を見ていると、「トークン」という言葉を良く耳にしますよね。
トークンって暗号資産とは違うものなの?
調べてみました。
トークンとは?暗号通貨と何が違うの?
一般的な暗号資産 | トークン | |
---|---|---|
プラットフォーム | 独自のブロックチェーン がある | 既存のブロックチェーン上 に新たに作られる |
管理者の有無 | 無 | 有 |
管理者による発行量の調整 | 出来ない | 出来る |
付加価値 | – | サービスへの対価として支払える 決議権の獲得 ゲーム内の通貨など |
売買 | 自由 | 自由 |
例 | BTC,ETH | JASMY |
トークンとはビットコイン(BTC),イーサリアム(ETH)などとは違って、独自のプラットフォームを持たない通貨です。例えば、日本発の仮想通貨ジャスミー(JASMY)などはイーサリアムブロックチェーン上で作られた仮想通貨ですので、トークンの分類に入ります。
近頃はイーサリアム上での様々なトークンの利用によりイーサリアムの取引手数料(ガス代という)が高騰しているのが問題視されています。ちなみにビットコインプラットフォーム上ではトークンの発行は出来ません。これはビットコインにはもともとそのような機能が付いていないからです。
トークンを発行する目的?
企業や事業プロジェクトがトークンを発行するのは資金を調達する為です。ICO(株式で言うIPO(新規株式公開))を通じて発行するのが一般的です。
トークンの様々な利用例
トークンの利用例を紹介します。
▶▶DeFiトークン
分散型金融システムが発行するトークン。DeFiのトークンは様々な機能を持っていたり、他の暗号資産と同様に取引することも可能です。
▶▶ガバナンストークン
特定用途のトークンであり、トークンを持つことによって中央権限を持たないプロトコルやアプリのアップグレード方法について発言権を得ることが出来るようになります。
例:COMPトークンなど
▶▶非代替性トークン(NFT)
唯一無二の暗号資産や現実世界の資産の所有権を表します。ビデオ、音楽、ゲーム内アイテムのような仮想空間上の資産に、これらのトークンが利用される。
▶▶セキュリティトークン(ST)
株式や債券などと同じような有価証券をブロックチェーン上で売買することも目指しています。企業の資金調達の為に使われます。
SBI証券は、主要ネット証券では初めてSTによる資金調達(セキュリティトークンオファリング(STO))の取り扱いを始めたようです。
トークンのまとめ
このようにトークンとは、様々な目的や独自の機能を持っている暗号資産ということになります。基本的には暗号資産と同義語と考えても良いようです。
投資目的でこれらのトークンを保有する際には、トークンの目的や、機能を理解してから保有することが重要です。中には詐欺コインのようなまったく価値の無いトークンもあるようなので注意が必要です。
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