サラリーマンが仮想通貨のコンセンサスアルゴリズムを学ぶ

仮想通貨
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仮想通貨取引をしているとPoWとかPoSなどのコンセンサスアルゴリズムというものを度々目にするけど、PoWとかPoWってなに?

仮想通貨をやるなら、PoW、PoSなどを理解していると投資の判断やニュースの意味がとても分かりやすくなります。



コンセンサスアルゴリズムとは?

仮想通貨の取引承認の仕組みのことをコンセンサスアルゴリズムと言います。仮想通貨それぞれ違うコンセンサスアルゴリズムにより取引承認を行っています。

プルーフ・オブ・ワーク/proof of work(PoW)

ビットコインに採用される方式です。取引をマイニングしたマイナーに報酬が支払われる方式です。取引の計算には大量の電力を必要とするため、取引量が増えるに従って電力問題が起こってしまう。

デメリット
  • マイニングの電力問題
  • 51%攻撃 全体の51%計算能力を確保出来れば改竄も可能

マイニングの大部分を中国で行っていた時は、この51%攻撃が懸念されていた。2021年10月現在は、中国で仮想通貨が規制されているため、とりあえず心配は無いようです。

プルーフ・オブ・ステーク/proof of stake(PoS)

保有量の多い人、保有期間の長い人が取引の承認をできる仕組み。承認に大電力を必要とするマイニングを行うプルーフオブワークの改善として生まれたアルゴリズムです。今後イーサリアムはプルーフオブステークに変更される予定です。

メリット
  • 大電力を必要としない
デメリット
  • 保有量の多い人が権限を持ちやすくなる
  • 長期保有者が増えて流動性が下がる

プルーフ・オブ・コンセンサス/proof of consenses(PoC)

信頼出来る企業を選出し、そのうちの8割の同意でデータ承認する仕組みです。リップルはこの方式を採用しています。

プルーフ・オブ・インポータンス/proof of Importance(PoI)

プルーフオブステークのデメリットである流動性低下の可能性を改善したものです。

保有量と保有期間に加えて、プルーフオブステークに取引量も承認の条件に加えた方式です。ネムはこの方式を採用しています。

デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク/Delegated Proof of Stake(DPoS)

DPoSでは通貨保有者による投票で、取引承認を行う101人のデリゲート(代表者)を選出している。この投票権は通貨の保有量に応じて割り当てられます。選ばれた101人のデリゲート(代表者)が取引承認を行う仕組みです。

101人のデリゲートは取引承認を行うごとに、取引承認作業報酬である「フォージング報酬」として通貨を受け取ることができる

リスク(Lisk)で採用されているアルゴリズムです。

まとめ

簡単に仮想通貨のコンセンサスアルゴリズムについてまとめてみました。仮想通貨はそれぞれ特徴のあるアルゴリズムにより取引の承認の仕組みを行っています。コンセンサスアルゴリズムの特徴を踏まえた上で今後の予想をして投資判断することをオススメします。

今後はイーサリアムがプルーフオブワークからプルーフオブステークに変更予定です。僕はこの時に価格が大きく動くと思うので注目しています。


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