さて、今回の記事ですが「短期トレードと長期トレード」について初心者目線で考えたいと思います。
短期トレードとは
短期トレードとは常にチャートと睨めっこすることです。
テクニカル分析やファンダメンタル分析を行って、株の売買をします。
その買値と売値の差で利益を稼きます。
かなりの投資知識と経験や分析能力にたけていないと勝てません。
短期トレードで勝てるのは本の数パーセントのトレーダーのみと言われています。
それもそのはず、
短期トレードで初心者のあなたが相手にするのは何億円も稼いでいるプロの投資家です。
長期トレードとは
長期トレードとは、その投資対象の長期的な価値を見極め投資し、数年または数十年後の利益を追求することです。
長期投資という方が正しいかもそれません。
特別な技術などは必要ありません。
最低限の投資の知識があれば利益を出すことが出来できます。
敵はいません。
それ以上に「時間」が仲間になってくれる複利効果はかなり成功率が高いと思います。
複利の力
20世紀最大の発明と言われています。
運用で得た利益をを元本にプラスして、さらに利益が利益を生むことを言います。
例えば利率7%で毎月5万円20年間運用した場合、20年後には資産が元本の2倍以上になります。
元本の1200万円で運用益が1404万円になります。
合計2604万円になります。
投資せずに銀行に預けていた場合は1200万円のままですね。
参考までに、JPモルガンの今後10-15年の長期予想です。
FX10年の大失敗の実体験
私が短期トレードを始めたのは20代終わりの頃です。初めの頃は日本個別株に投資していました。しかし20代の私にとって個別株はやはり面白みに掛けていました。何とか一夜にして大金を手に入れたいと思い、なけなしのお金でFXをしていました。その時のレバレッジは10倍近いときもありました。そして日々じわじわと負けていましたが、何とかプラスの日をありました。そしてリーマンショックが起きて、強制ロスカットが発動し一瞬にして資産が無くなりました。あの時は眠れない日々を過ごしました。損失70万円ほどでした。
リーマンショックも落ち着いた頃、少し投資信託を買って放置していました。それがいくらか利益がでて、再び投資の世界へ。その頃は勉強不足で投機と投資の違いもわからずに再びFXの世界へ飛び込みました。
前回の失敗もあり、レバレッジは3倍以下で管理して、5年位は毎年20万円くらい利益を出していました。
リーマンショックから10年経って、コロナショックが来ました。米ドルが102円前後まで下落しました。その時点でリーマンショックがフラッシュバックです。すでに100万円以上のマイナスでしたが、資金的にはまだ余裕がありました。しかしリーマンショックの時のように1ドル70円まで行ったら完全にロスカットという状況でした。
そこで、FXの撤退を決めてドル売りしました。損失は130万円ほど。この5年間の努力は無駄に終わりました。結局、1ドル100円を下回る事はなく、その後すぐにドル高に回復しました。
この10年でFXで勝とうと努力しましたが、結局負けで終わりました。レバレッジをかけての短期トレードの世界の厳しさを学びました。高い授業料だした。
まとめ
本業の仕事を持っている初心者が、専業のプロのトレーダーに勝てるはずもありません。
勝てたとしたら、たまたま運が良かったのか、特別な才能があったということでしょう。
私のような凡人の初心者は長期で運用して時間を味方にして、絶対にプロを敵に回さないことです。
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